第32回国際農業機械展 in 帯広
~次世代農業へ新たなる挑戦~

 私たちは、「農業機械なくしては明日の世界農業はない」との強い信念のもと、農業機械の開発・改良に取り組み、わが国の主要な食料供給基地である北海道・十勝からその時代に即応した最新鋭の農業機械を発表する場として、4年に1度農業機械展を開催してまいりました。
 いま、世界はかつて経験したことのない激動の時代を迎え、農業においてもさまざまな価値観の変換を求められています。食料自給率の向上や食の安心・安全意識の高まりに加え、節約志向が高まる消費者のニーズに対応し、生産・流通ともに大企業による国内での農業分野への参入が急速に広がっている昨今、農業の根幹を改めて見直し、「環境」「農業」の時代といわれている21世紀の現状をどう次世代へ繋いでいくかが私たちの大きな課題であると思います。
 2010年7月に開催予定であった国際農業機械展は、国内で発生した口蹄疫病により、1年開催延期となりましたが、いま一度農業への熱い想いを胸に抱きながら、「地球に、人にとってよりよい農業とは何か」を真剣に考え、語りあう場として、改めて「第32回国際農業機械展 in 帯広」を開催します。

ごあいさつ

 いま世界はかつて経験したことのない激動の時代を迎えていますが、農業においてもグローバル化の時代を迎えて大きな転換が求められおり、現状の農業をどう次世代へつないで行くかが大きな課題となっています。
これまでのわが国の農業は、国際競争にさらされる中で経営規模の拡大や農作業の省力化、生産性の向上などが重要視され,農業機械が大きな役割を果たして来ました。しかし、農業人口の減少,農業従事者の高齢化,後継者不足などが進むとともに、グローバル化の波が押し寄せ、わが国の農業は厳しい状況におかれています。21世紀は「食料」と「環境」の時代といわれていますが、まさにこれからは食料を生産する農業の時代であり,環境調和に配慮した安全・安心な食料を安定的に生産する持続性のある農業の確立が求められております。
その様な情勢の中で、生産性の向上は勿論、安全性や環境対策などを進める農業機械へのニーズと期待がますます高まってきております。私たちは、「農業機械なくしては明日の農業はない」との強い信念のもと、農業機械の開発・改良に取り組み、わが国最大の食料供給基地である北海道・十勝からその時代にマッチした最新鋭の農業機械を発表する場として、4年に1度農業機械展を開催してまいりました。
この展示会は、その時々の最新鋭の農業機械を知る最良の機会となっているとともに、技術交流の場として、また、情報交換の場としても利用されて来ているところです。農業をめぐる情勢が大きく変動する中で、農業機械業界がこれまで構築してきた自信と誇りをこれからの飛躍のバネとし、より一層の努力をして豊かな次世代農業を築きあげたいと考えております。
農業は、世界中の人々が生きるために不可欠な食料を提供する悠久の産業であります。第32回目を迎えた今回は、「人類にとってより良い次世代の農業とは何か」を真剣に考え語りあう場として、世界にむけた「国際農業機械展in帯広」として開催します。

第32回国際農業機械展in帯広開催委員会
会長 有 塚 利 宣

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